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各部署の紹介

外来看護部について

 当院の診療科はこの5年で新たに7科目の診療科が設けられ一般、専門併せて23科目となり、より専門医療に特化した診療が行われるようになりました。年間の外来患者数は検査来院も含め延べ約11万人、一日約300人の患者様が訪れています。救急診療は2次救急医療機関として24時間体制で急性期症例の受け入れを積極的に行なっています。年間の救急搬送数は約2300件、このうち40%は入院適応者です。また、夜間の搬送数が全体の70%を占めていることから急性期患者様を受け入れる看護体制の充実に取り組みました。救命技術や特殊処置が従事出来るスタッフの育成を進め、夜勤適応者が5年前の3倍となり2016年には念願の2人夜勤体制をとることが出来ました。また2012年には急性期患者様の状態に適した医療行為が提供出来るよう『院内トリアージ』を導入しています。最近では夜診帯に登録施設から緊急受診依頼や近隣病院からの転院も増えてきました。地域に根付く急性期医療機関としての役割が担えるようスタッフ全員で取り組んでいます。

 この他、2012年には院内の上層階に独立した化学療法室が増設されました。規模は小さいですが6床のリクライニングチェアーを完備し、外来の喧騒から離れ静かな環境で治療を受けていただけるよう環境改善を進めています。また、外来看護の充実と活性化を図るためストーマ外来の人員を増員し、研修会で知識を深め在宅支援に繋がる看護の提供を目指しています。今後も外来看護師の実践能力を高め、患者様のニーズに応えるケアの質を高められるよう取り組んでいきたいと思います。

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3階病棟について

 当病棟は循環器内科、消化器内科、形成外科疾患を主とし、一般内科を含んだ病棟です。

 循環器疾患では、心臓血管カテーテル検査や、経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー埋め込み術、下肢の血管拡張術などの疾患を管理しています。また心不全や急性心筋梗塞など重症なケースでは、ICUとの連携で繋がった看護の展開を心がけています。

 消化器内科疾患では、早期胃癌、早期大腸癌、総胆管結石、食道静脈瘤、膵腫瘍など、幅広い内視鏡下での診断や治療が行われるようになりました。そのため看護部門でも多岐にわたって、多様な技術を必要とされるようになりました。また患者様へ統一した看護の提供が出来るよう、パスの見直しなども医師と連携を密にとって取り組んでいます。

 形成外科疾患では、切断指、眼窩骨折、鼻骨骨折、皮下腫瘍、眼瞼下垂などの疾患があります。形成外科は予定・緊急に関わらず、当日入院・当日手術がほとんどです。短期入院の中で患者様に安全・安心を心がけ看護に努めています。

 当病棟は平均在院日数が他病棟よりも短く、その中で患者様や情報を適切に取得し、多角的な視点から看護実践を行うよう心がけています。

 これからも患者様や家族様のニーズに寄り添った看護を提供していけるよう、スタッフ一丸となって努力して参ります。

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4階病棟について

 当病棟は消化器内科・消化器外科・一般外科の病棟です。消化管出血などの緊急対応や周手術期の看護、癌終末期ケア、化学療法、在宅に向けた支援などを行っています。病院の基本理念にありますように地域に密着した高度な急性期医療の提供にともない病棟スタッフに求められる知識や技術も、より専門的なものが求められているため、積極的に研修に参加しスタッフ間の知識の共有に努めています。

 病棟の特色から手術を受ける患者様が多く入院しています。患者様が安心して手術を迎えられるように援助し、そして術後は合併症等の異常の早期発見や、退院後の生活を見据えて患者様とその御家族の希望に添えるように適切な社会資源の調整等、多職種と協力し看護を行っています。また、急性期の疾患から慢性経過をたどるものまで、病気のステージや年齢層、患者背景も様々です。患者一人一人の個別性や、自分の家族だったらどうして欲しいのかという意識を持ち、患者様と向き合うことで精神的なケアも含めた看護を展開していくよう心掛けています。

 また、緊急入院や緊急手術も多い上に、腹腔鏡下手術増加による入院日数の短縮化に伴い平均在院日数10日前後ととても忙しい毎日ですが、看護師・看護助手・病棟クラーク・スタッフ一同協力しながら患者様の安全確保に努めています。そして、今後も「この病院に入院してよかった」と患者様や御家族に笑顔で言ってもらえるような病棟づくりにスタッフ全員で努めていきたいと思います。

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5階病棟について

 当病棟は整形外科・腎臓内科(透析)・泌尿器科・耳鼻科・眼科といった複数の診療科を有する混合病棟です。年齢層も小児期から老年期と幅広いため、それぞれのニーズに合わせた看護を提供出来るよう、スタッフ全員が協力し日々の業務に取り組んでいます。

 近年の平均在院日数の短縮・核家族や独居高齢者の増加などにより、急性期治療後の療養の場所も自宅だけでなく施設・病院と多岐に渡っているのが現状です。特に、当病棟には整形外科の術後の患者様や維持透析の患者様が多く在院日数が長くなる傾向にあります。自宅退院が困難な状況にあったとしても、患者様とご家族の希望に出来るだけ添えるよう、医師・看護師・理学療法士・MSWなど院内の職員だけでなく、担当ケアマネージャーや訪問看護師など病院を超えた多職種と十分に連携を取り、入院後早期から退院支援を行っています。

 入院患者様は様々な苦痛や不安を抱えておられます。私たちは患者様の安全・安楽を第一に考え、患者様の思いに寄り添い、「敬仁会病院に入院して良かった」と思って頂けるよう、これからもあたたかく思いやりのある看護に取り組んで参りたいと思います。

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集中治療室について

 平成18年7月、当院で初めて集中治療室を開設しました。当初は施設基準取得に向け、データー収集とマニュアル作成に追われる毎日でした。ソフト面・ハード面も整備され、平成21年4月には特定集中治療施設基準を取得しました。現在は2対1の看護師配置により迅速な対応ができるようになりました。集中治療室の主な患者は急性心筋梗塞、重症心不全、食道がん、膵臓がん術後やハイリスク患者など多様な重症患者を受け入れております。集中治療室では迅速な判断と治療が要求されます。毎朝、院長はじめ先生方による、病状や病態の説明と専門的知見をもとにカンファレンスをおこない、患者様に的確な治療・ケアを提供しています

 平成28年、集中治療室スタッフは心電図検定に合格しました。集中治療室には向学心のあるスタッフが大勢います。スタッフの個性と能力が発揮できるよう、医師・看護師による勉強会や研修をおこなっています。循環器医師による勉強会は人気があります。大量の事前学習と質問形式による勉強会は、いつ質問されるかと「ドキドキ」しますが、解説が進むうちにモニター波形に対する苦手意識がなくなりました。

 認知症患者も年々増え、術後せん妄や不穏症状患者に直面する事があります。集中治療室はアラーム音や夜間入院の会話など、患者様にとって快適な環境ではありません。この様な環境のなか、日中は可能な限り患者様と対話し、好きな音楽をかけ不安や緊張をとり、ストレスの緩和をはかるように心がけています。

 集中治療室はこれからも高度で安全な医療・ケアを提供するとともに、次代を担う人材を育成するよう、たゆみない努力を続けていきます。

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内視鏡室について

 社会医療法人彩樹守口敬仁会病院内視鏡センターは2009年より「日本消化器内視鏡学会認定指導施設」となっており「患者様に苦痛の少ない内視鏡検査・高い水準の内視鏡技術・患者様の立場に立ったケアの提供」を目標に掲げ、常に安全・安楽に配慮した検査・治療が行えるよう努めて参りました。

 地域の医療機関からのご紹介も大きな力となり2014年以降、年間総検査件数は10,000件を越え、診断のみでなく止血術・内視鏡的食道静脈瘤治療(EIS・EVL)や胃癌・食道癌・大腸癌に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの治療件数も年々増加傾向にあります。

 また、炎症性腸疾患、肝・胆・膵に関する治療や超音波内視鏡(EUS-FNA)、消化器外科と協力して行う腹腔鏡+内視鏡合同手術(LECS)など、最先端・ハイレベルの医療にも積極的に取り組んでいます。

 今後も検査・治療を必要とされる患者様のニーズに応えることが出来るようスタッフ一同、知識と技術の向上に努め、患者様個々の状態に合わせた治療・検査が行える様努めて参ります。

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中央手術室について

 当手術室は5室を有し、10診療科の様々な内容の手術を年間2000件以上行っています。そのうち、全身麻酔での手術が7割以上を占めており、麻酔科医師による術中管理が行われています。

 緊急手術に対しましては、迅速に手術対応できるよう24時間の救急医療体制をとっています。年間200件以上の緊急手術を行っていますが、手術室は患者様の生命の危機に直結した部署であり、緊急時であっても医師やコメディカルと連携し、患者様に安全かつ安定した看護を提供できるよう心掛けています。

 看護スタッフは約20名所属していますが、周術期看護のエキスパートを目指し、それぞれが院内外を問わず積極的に研修会に参加しています。手術室業務だけでなく、隣接した中央材料室でも滅菌業務に従事しており、感染防止にもつながる、消毒・滅菌技法の習得や知識の拡大を心掛けています。

 病院の機能もますます高度化していく中、今後も患者様の不安と苦痛の軽減を第一に考え、安心して手術にのぞんでいただけるよう一層の努力をし、地域に貢献していきたいと考えています。

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