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理事長挨拶

平成3年12月に吉川病院より引き継ぎ、守口敬任会病院(現 社会医療法人彩樹 守口敬仁会病院)を設立してから28年目を迎えることとなりました。

設立当時は病床数155床、常勤医師10名ほどで経営破綻している状況でしたが、個人開設という形で継承した後、多くの患者様や地域の先生方、大学の先輩、後輩のご支援と職員一同の努力のおかげで、平成18年には新館増設とともに医療法人となり、30床増床して185床とすることができました。

当初は私を中心とした小さなグループでの運営でしたが、現在は常勤医師も50名ほどに増え、組織も大きくなってチーム医療を重視して活動しており、充実した施設に進歩してきたと自負しております。

この程、社会医療法人として承認されたことを期に、病院の立て直しという私の任務が一区切りついたと考え、今後はさらに地域に根差した公益性の高い高度医療の提供を目指して、新たな体制で次世代に託すことにいたしました。

病院そのものの業務は小林 一史(新 病院長)を中心に、全職員が一丸となって邁進してまいりますが、私もいちスタッフとして診療を継続しながら、理事長として経営部門に尽力し、高度な先端的医療を行える環境が備わった施設にするために新築・移転計画を進めていく所存です。

この度 社会医療法人となりましたが、病院の理念は変わらず、「たとえ規模は小さくても、基幹病院に勝る医療内容を備え、且つ地域に密接した病院」を目指してまいります。

これまでと同様に温かい目で見守っていただき、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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理事長あいさつ