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整形外科のご案内

部長コメント

当科は、大阪大学整形外科学教室の関連施設であり、スタッフが派遣されています。


 当科では上下肢の様々な骨折に対する治療、膝関節に対する治療、手の疾患に対する治療、肩関節に対して各専門医による治療を柱としています。

年間の整形外科手術件数は400例前後で推移しています(表)。下肢骨折の代表例である高齢者大腿骨頸部骨折は年間70例ほど手術を施行しています。術後急性期を安定して経過すると骨折リエゾンサービスの理念に伴い地域連携にて近隣の回復期リハビリテーション病院へ転院していただいております。

 MRIやCTなどの検査機器も充実しており、的確な診断のもとに保存療法・手術療法を行っています。

肩関節疾患では外傷性疾患から、五十肩などの慢性疾患に対する治療を行っています。肩関節脱臼・亜脱臼を繰り返す肩関節唇損傷や腱板断裂に対する関節鏡視下修復手術や変形性関節症・関節リウマチ・腱板断裂性関節症・外傷性後遺症に対する人工関節手術(リバース型含む)も施行しています。
 
 手の疾患については、上肢骨折、腱靭帯損傷、脱臼などの外傷の他、ばね指・ドゥケルバン腱鞘炎・上腕骨外側上顆炎などの腱鞘・腱炎疾患、または手根管症候群、肘部管症候群などの絞扼性神経障害、変性疾患として母指CM関節症や変形・リウマチ性手・肘関節症などを扱い、各疾患に対して保存療法から人工関節を含む手術療法まで施行しています。新鮮例以外では、例えば舟状骨偽関節、手関節TFCC損傷、陳旧性腱断裂に対する再建手術も行っています。

 膝関節のスポーツ障害に対しては関節鏡を用いた半月板手術、靭帯再建術などを大阪大学整形外科スポーツクリニックより毎週非常勤医師を招聘し、対応しています。

 

 骨粗鬆症につきましては、上記大腿骨頸部骨折の二次性骨折予防や脊椎手術後の骨強度の観点から骨粗鬆症薬を開始していますが、非骨折性骨粗鬆症治療は近隣かかりつけ医にお願いしています。

 

脊椎疾患については、2024年11月から脊椎外科医不在のため、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・脊椎すべり症・頚椎症性脊髄症などに対して、検査機器を用いた正確な診断は可能ですが、手術治療の対応は不可となっております。

 

 

疾患と治療

■肩関節

■手外科

■膝関節

■腰椎椎間板ヘルニア

■腰部脊柱管狭窄症

■大腿骨頸部骨折

 

手術実績

手術実績 2022年 2023年 2024年
上肢観血手術(抜釘含む) 109 119 147
下肢観血手術(抜釘含む) 101 84 116
股人工骨頭挿入術 34 15 27
脊椎手術 48 38 29
膝鏡視下手術 9 9 2
肩鏡視下手術+人工肩関節術 31 48 49
その他 8 52

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