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腰部脊柱管狭窄症について

人間の背骨を脊柱と言い、手足の運動・知覚などを司る脊髄神経が脊柱の中を走行しています。この脊髄神経が走行する背骨の管のことを脊柱管と言い、腰椎部分での脊柱管が加齢変化もしくは他の病態により狭くなる病態を総称して腰部脊柱管狭窄症と言います。腰部脊柱管には下肢を支配する神経(馬尾神経)が走行しており、腰の部分で脊柱管が狭くなると、中の馬尾神経が圧迫されて数分または数百メートル歩くと、下肢痛または下肢のしびれのため歩行できなくなり、しゃがんだり立ち止まったりして休息するとまた走行できるというような間歇性跛行という状態を呈するようになります。

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症状

腰痛、足のしびれ、筋肉の衰え、間歇性跛行、下肢の知覚障害、排尿・排便、生殖器障害、時に会陰部灼熱感などがあります。

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診断

理学的所見、神経学的所見の他に、レントゲン、MRI、脊髄造影、CTなどの画像診断を行います。

理学所見

腰椎の弯曲異常(痛みのため側弯になる)、脊柱の運動制限が見られます。

神経学的所見

神経幹に沿った圧痛と伸張症候(神経を引き伸ばすように下肢を動かすと痛みが誘発される)が見られます。腱反射、筋力、知覚の検査を行い、どの神経が圧迫されているか見当をつけることができます。脱出した軟骨は映らないので診断にはあまり役に立ちませんが、手術法などの治療方針の参考になります。

MRI検査

磁気共鳴装置であり、人体に障害を与えない検査とされ、外来にてできる非常に良い検査法です。椎間板、神経、脳脊髄液が映し出せるので、椎間板ヘルニアの存在部位、大きさが明らかとなります。

脊髄造影検査と造影後に行うCT検査

副作用が出現することがあり、入院した上での検査となります。神経の走行、圧迫の程度が明らかとなります。これらの検査を組み合わせてどの椎間板が現在の症状の原因となっているのかを見極めます。不明瞭なこともあり、更に椎間板造影検査、神経根造影検査を施行する必要があることもあります。

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治療

消炎鎮痛剤の内服、腰椎コルセット装着、神経ブロック療法などの保存的治療及びこれらの保存的治療が無効である場合に手術的治療が考慮されます。手術方法としては、脊柱管を構成する腰椎の骨・靱帯などを切除することによって、狭くなった脊柱管を広げる手術である開窓術に加えて、腰椎固定術を併用する場合もあります。年齢、性別、職業、レントゲン所見、脊柱管狭窄の程度、部位などを総合的に判断し、手術方法は選択されます。

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