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膝関節の治療について

診察担当

担当医:整形外科 医員 加納 慎也医師

2023年7月より膝関節疾患の治療にも積極的に取り組んでおります。主に人工関節置換術を中心に、骨接合術、矯正骨切り術も行っております。

初診 火曜AM、木曜AM
再診 金曜PM

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対象疾患

  • 変形性膝関節症
  • 半月板疾患(内側半月板後根断裂)
  • 膝関節骨壊死
  • 膝関節周囲骨折

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治療

変形性膝関節症

加齢、肥満、外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症します。保存加療で効果のない場合は手術療法が選択されます。保存加療で効果のない場合は手術療法を選択されます。


①人工膝関節全置換術(TKA)

大腿骨・脛骨の関節面全体を置換します。

術前

術後



②人工膝関節全置換術(TKA)

膝関節内側だけ人工関節に置換し、外側の骨は温存します。

術前

術後



③骨切り術

脛骨を骨切りすることで、膝関節の内側を通っている下肢の荷重軸が膝関節の真ん中に通るように調整します。傷んだ内側軟骨面での荷重負担を軽減させます。

術前

術後

内側半月板後根断裂

内側半月板後根断裂は50-60歳代の女性に後発し、急激に膝関節の機能が悪化する特殊な半月板の断裂です。疑われる場合は速やかにMRI撮影を施行し、早期に診断する必要があります。もし診断されずにヒアルロン酸注射などで経過を見た場合、特発性骨壊死もしくは膝軟骨下骨不全骨折が発症することがあります。軟骨変性が進んでいなければ半月板修復術を行える可能性があります。症状が進行した場合は前述の①-③の手術で治療いたします。

当院では、関節鏡での半月板修復術は大阪大学医学部付属病院整形外科の膝関節グループの先生と連携を取りながら早期に手術加療を行えるように段取りさせていただいております。


半月板とは?

半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある半月の形をした軟骨様の組織で内側・外側にそれぞれがあり、クッションの役割をはたしています。これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。ひどい場合には、膝に水がたまる、急に膝が動かなくなる(ロッキング)という状態になることもあり、歩行できないくらいの痛みがでてしまいます。

半月板

膝関節骨壊死

大腿骨の内顆または脛骨内側関節面の軟骨下骨に壊死を生じ、軟骨欠損が見られます。保存療法で改善が得られない場合は前述の①-③による手術加療が考えられます。

膝関節周囲骨折

脛骨高原骨折は代表的な脛骨関節面の骨折ですが、ACLに付着している剥離骨折を合併した若年者の場合、関節鏡視下骨接合術を施行します。

術前

術後


術前

術後

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治療のまとめ

形性膝関節症 膝関節骨壊死 内側半月板後根断裂
人工膝関節全置換術(TKA)
人工膝関節単顆置換術(UKA)
矯正骨切り術
人工膝関節単顆置換術(UKA)
矯正骨切り術
半月板修復術
人工膝関節単顆置換術(UKA)
矯正骨切り術

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