. 不整脈について|守口敬仁会病院 
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不整脈とは

人間の心臓はある一定のリズムで収縮と弛緩を繰り返して全身に血を送っています。
安静の状態でおよそ1分間に50~100回程度拍動しており、1日にすればおよそ10万回以上におよびます。
不整脈というのはそのリズムが崩れる状態のことです。

不整脈には大きく分けて3つに分類されます。①頻脈(脈がはやい)②徐脈(脈がおそい)③期外収縮(脈がとぶ)です。

不整脈の症状は様々です。無症状であることもよくあります。動悸症状、意識消失、突然死を起こす原因となることもあります。ほっといてもいい不整脈もあれば精密検査・治療が必要な不整脈もあります。健康な人でも年をとれば不整脈(とくに期外収縮)はある程度出てきます。1日に10万回以上は拍動しているので、多少脈がとんでいても問題ないことが多いです。また、ストレス、生活習慣の乱れ(寝不足など)やお酒の飲みすぎなどがきっかけで不整脈が出現することがあります。また、そのようなストレスにより普段は無症状である不整脈を動悸症状として感じてしまうことがあります。

自分に不整脈が出ているかどうかは、検脈(脈をとる)によりある程度推定することができます。検脈をすることが難しければ、血圧計で血圧を測定するときに脈拍数が同時に表示されるので、脈拍数がいつもとおかしい、エラーメッセージばかり出るときは、不整脈が出ている可能性があります。

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不整脈に対する検査

症状(動悸や意識消失発作)や脈の異常(検脈で脈がおかしい、血圧測定したときに脈拍数がエラーメッセージ、いつもと違う数値がでる)などがあったときに不整脈の存在を疑います。また、健診で不整脈を指摘されるときもあります。

不整脈に対する検査として心電図検査が一般的に行われ、それにより不整脈の診断が行われます。しかし不整脈が出ているときに記録ができないと診断がつきません。そのために運動負荷心電図検査、24時間ホルター心電図検査、イベントレコーダーなどを用いて不整脈をつかまえる(診断する)ことがあります。

また、不整脈を起こす原因として心臓自体に異常がないか、ホルモン・電解質の異常がないかなどの検査で、採血検査、心エコー図検査などを行うこともあります。

不整脈の診断がなかなかつかない時は、植込み型心電計というものを前胸部の皮下に植込むことにより、数年間心電図波形をモニタリングする方法があります。また、心臓電気生理検査(EPS)という検査があります。心臓の中に電極の付いたカテーテルを挿入し、電気刺激を心臓に与えることにより、不整脈の誘発や脈をつくる力がしっかりとあるかなどを調べることが出来ます。ただし数日入院する必要があります。EPSを行う時は治療(カテーテルアブレーション術(心筋焼灼術))を前提に行うこともあります。

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不整脈に対する治療

不整脈の治療は、不整脈の種類・自覚症状・基礎心疾患の有無(心筋症、心筋梗塞後や心臓の機能が悪いかなど)などにより様々です。自覚症状もなく、心臓の機能も良好で不整脈の頻度も少なければ経過観察の時もあります。ストレスや生活習慣の乱れが原因であれば、それを是正するようにします。不整脈の原因としてホルモンや電解質異常などがあればそちらの治療を行います。症状が強いようであれば不整脈を抑える薬(抗不整脈薬)を処方(定期的もしくは症状が出現した時に頓服)することがあります。しかし、抗不整脈薬の処方により別の不整脈が出現する可能性があります。ストレスや不安感が強い人は、安定剤を処方するときもあります。

不整脈の種類(とくに心房細動)によっては無症状でも脳梗塞を起こす危険性が高いときがあります。そのような時には脳梗塞予防の薬(抗血栓薬)を処方することがあります。

抗不整脈を処方しても不整脈を抑えることが出来ず、不整脈による自覚症状が強い人、不整脈により心不全などを起こす・またはそのリスクが高い人、薬を飲まないで根治治療を目指す人に対してカテーテルアブレーション術(心筋焼灼術)という非薬物療法を行うこともあります。

一般的に

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1.頻脈

頻脈(脈がはやい)に対しては、薬、電気ショック、カテーテルアブレーション術、突然死を起こすリスクが高い心室頻拍・心室細動という不整脈に対して植込み型除細動器(ICD)植込み術などを行うことがあります。

2.徐脈

徐脈(脈がおそい)に対しては、徐脈による症状などがなければ経過観察をするか、徐脈による自覚症状(ふらつき、意識消失、心不全症状など)があればペースメーカ植込み術を行うことがあります。

3.期外収縮

期外収縮(脈がとぶ)に対しては、自覚症状もなく心臓の機能も問題なければ経過観察することが多いですが、自覚症状の有無・不整脈の頻度・心臓の機能などにより、薬(抗不整脈や安定剤など)やカテーテルアブレーション術を行うことがあります。

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