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大腸癌検診について

大腸癌検診とは?

近年、食生活の欧米化(高脂肪食摂取)に伴い、大腸癌は急速に増加しています。厚生省の統計によれば、大腸癌による死亡者は1998年には34,000人に達しており、30年前に比べると実に8倍になっています。これに対応するため、我が国では40歳以上の男女を対象に免疫便潜血検査2日法が行われています。

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大腸癌検診の方法は?

大腸癌検診のフロートチャートを下図に示します。便潜血陽性の場合、疾患の可能性が高く、精密検査を受ける必要があります。この際、精密検査としては、内視鏡検査と注腸X線検査がありますが、診断能力が高いこと、治療も同時に行えることより、(全結腸)内視鏡検査が望ましいと考えられます。便潜血陰性や病変無しの場合は、1年後検診を受け、病変を認めた場合は、治療を受けた後、定期的にフォローアップするのが一般的です。

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大腸癌検診の成績

老健法による大腸癌検診の全国成績を見ると、受信者数は6年間で約2倍に増加しており、陽性反応的中度(大腸癌が発見された患者数/要精検と判断された患者数)は2%でした。つまり、便潜血陽性と判断された100人の患者の内、2人において大腸癌が発見されたことになります。当院における成績では過去2年間に便潜血反応陽性で大腸内視鏡検査を行った患者400人の内、29人に認められ、実に100人の内7人以上で大腸癌が認められたという結果でした。また、大腸ポリープをあわせると半数以上の症例に腫瘍性病変が見られたことになります。

  受診者数 要精検者数 要精検率 精検受診率
平成4年 2,539,492 185,424 7.3% 61.8%
平成5年 3,596,794 250,160 6.9% 61.5%
平成6年 4,050,794 287,003 7.1% 59.9%
平成7年 4,348,649 316,311 7.3% 61.3%
平成8年 4,623,388 335,632 7.3% 60.6%
平成9年 4,872,954 354,215 7.3% 59.7%
  発見大腸癌数 大腸癌発見率 陽性反応的中度
平成4年 3,732 0.15% 2.0%
平成5年 5,431 0.15% 2.2%
平成6年 5,974 0.15% 2.1%
平成7年 6,527 0.15% 2.1%
平成8年 6,634 0.14% 2.0%
平成9年 7,199 0.15% 2.0%

全国集計では要精査と判断された患者様の内、精査を受ける方は60%前後ですが、この成績を見ると絶対に精査(内視鏡検査)を受ける必要があると考えられます。

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大腸癌検診について、終わりに

胃の集団検診の普及により、胃癌による死亡率は減少しています。一方、大腸癌は急激に増加しており、それに反応するためには、検査を受ける必要があります。便潜血反応が陰性でも大腸癌のこともあり、全結腸内視鏡検査を受けることが望ましいですが、それが無理な場合は、便潜血反応を受けましょう。そして、便潜血反応陽性の場合は、高率に(2%以上の確率で)大腸癌の可能性がありますので、内視鏡検査を受けましょう。大腸内視鏡検査は怖い検査ではありません。以前とは比べものにならないくらい楽に受けられるようになりました。自覚症状がないからと言って放置せずに、大腸内視鏡検査を受けられるようお勧めいたします。 放っておくのが一番怖いのですよ。

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